スレイヤーズが好き・・・ってコト!?

みなさん、好きな作品ってなんですか?

ジャンルを問わず。ドラマ、アニメ、映画、漫画、小説、音楽、ゲーム、舞台などなど。作品と呼べるもの何もかも全ての中で一番好きなもの。

 

恐らく自分だったら「スレイヤーズ」と答えると思う。それぐらい好き。

それぐらい好きなのにも関わらず、世代じゃないんですよね。

少し上なのよ。10くらい上の世代なの。スレイヤーズドンピシャって。

語る場がないからここに書いていきますね。完全に自己満足なやつ。

 

世代じゃないはずなのにどうしてスレイヤーズにハマったのかって話なんですけどね。

当時小学2年生くらいだったかな?我が家にはスカパーがありました。

兄がそろそろ中学生ってことで、スカパーと連携した勉強商材??みたいなのを始めるために契約したんですよ。でも、兄も自分も不真面目だったから、あっという間にアニメを見るためだけのものになってしまって……今思うと貧乏でもないけど特別裕福でもなかったのに、よくスカパーなんてあったなぁと不思議に感じる。

 

そんなアニメ専門になったスカパーで見るチャンネルなんて、アニメ専門チャンネル以外ないわけですよ。アニマックスとキッズステーション。主に夕飯食べながらドラゴンボールシリーズを見ていた記憶がある。だからドラゴンボールも好きです。フリーザ様が一番好き。

ドラゴンボール以外には、「らんま1/2」とか「ちびまる子ちゃん」を物凄い頻度で放送してた気がする。古いアニメのほうが権利的な料金が安いんでしょうね。

 

そんなこんなでアニメ三昧だったんですけど、スカパー契約して半年くらいでしょうかね。全チャンネル無料の日があったんです。

スカパーってね、連休とかに全チャンネルを無料で観れるときがあるんですよ。そうやって他のチャンネルにも興味を持ってもらって契約を増やすんでしょうね。

自分も他のアニメチャンネルを当然見ました。特にカートゥーンネットワークを気に入って観ていた。アメリカとか海外のアニメを多く放送していたから、それが物珍しくて好きだったんですね。パワーパフガールズとかテレタビーズとかやってたはず。

そんな中で明らかに異色なアニメがありました。

 

スレイヤーズです。

思いっきり日本の作品なんだもん。今考えると別に変なことじゃないんですけどね。カートゥーンネットワークなんて名前だけど日本でも放送してるし、日本のアニメを一切やらないわけじゃない。でもテレタビーズ観てたら急にスレイヤーズですよ?何もかも違いすぎてびっくりするでしょ?

 

それで、晩ごはんまで暇だなって思いながら何となく観てみると、どんどん惹き込まれて行きました。確か「スレイヤーズ」「スレイヤーズNEXT」「スレイヤーズTRY」の1~3話を3日にかけて放送してた記憶があります。その時は3連休だったんだけど、連休初日が一作目のスレイヤーズで、二日目が二作目のスレイヤーズNEXTって感じで。1時間半の枠でした。

 

このスレイヤーズシリーズの第1話は、この作品の代名詞である魔法「ドラグスレイブ」によって街が壊滅するっていうお約束があります。

スレイヤーズ」の第1話は街で暴れるドラゴンを主人公リナ・インバースが倒します。街ごと。それが自分にとっては衝撃でした。いかにもぶっ放すぞってバンクと音楽ではあったんですけど、街ごと吹っ飛ばして住民に怒られて逃げるなんて、お子様向けの教育にいいアニメがほとんどだった当時の自分には、ソレは放送してはいけないものだという認識がありました。

それに、これまで観てきたアニメや漫画の主人公はちょっとドジだったり、不真面目だったりしても、ここまで破天荒?ではなかったんです。ギャグとはいえ、それだけの大惨事を起こしておいて「うっへっへーんだ♪」なんて言って逃げたりはしない。

あ、いいんだ。こんなコトしてもって思いました。痛快でした。

 

 

他にも当時の自分がそこまで惹きつけられたのには理由があります。

1つは、それまでファンタジーってものに触れてこなかったということ。

当時観ていたアニメはさっきも書いたドラゴンボールとか、それ以外の地上波だとポケモンデジモンロックマンエグゼおジャ魔女どれみ等、地上波でやっていたアニメにファンタジーはなかった気がします。もしかしたら放送局の多い都会だとやってたかもしれないけど。

だから、魔法を唱えるというのも新鮮でした。魔法なんてそれこそおジャ魔女どれみのような特に意味のない言葉の羅列で物を出現させたりとか、そういう物を魔法だと思ってました。そしたら何やら長い、かつ意味のあるっぽい小難しい言葉のあとに「ドラグスレイブ!!」

最高にかっこいい。

 

もう1つ、戦う女の子ってのもあまり知りませんでした。

人造人間18号とかセーラームーンとかそれくらい。でもそのどれとも違う。人間離れした肉弾戦をするわけではなく、かといって不思議な宝石で変身して不思議なスティックで必殺技じゃない。手から光線を放つという点は強いて言えばドラゴンボールに近いかもしれない。

ただ、ドラゴンボールを観ていたときに感じていた違和感がなかった。

 

ドラゴンボールを観ていたときの違和感。それは技名を言う必要があるかということ。もちろん演出上ではあったほうがカッコいいんだけど。子供ながらにちゃんとした理屈が欲しかった。スレイヤーズに関しては魔法なので言わないと発動しない。

 

スレイヤーズの魔法の発動には設定があります。

基本的に魔法というのは何かから力を借りて発動するもの。

火水地風の4大元素から力を借りる「精霊魔術」、魔族から力を借りて発動する「黒魔術」とか借りる対象によって分類も異なれば、魔術の威力や効果も変わります。

カオスワーズという呪文で空間を歪ませ、力を借りる対象に語りかけ、「力ある言葉」によって魔術を発動させる。この「力ある言葉」がその魔法の名前。

 

かめはめ波!」とか「ギャリック砲!」とか言わないで不意打ちすればいいんじゃない?っていうモヤモヤが、この設定によってスレイヤーズでは感じませんでした。

 

そんなこんなでどんどんハマっていったスレイヤーズ

主題歌もいいし、声優さんたちもキャラに合っているし。可愛い絵柄でも中々シリアスで緊張感ある戦いも見どころです。1作目の無印の序盤は子供向けを意識しすぎてるのかな?というコテコテのギャグが多いですけど、後半からの戦闘や2作目のNEXTからはギャグ回も結構面白いです。

 

書ききれないのと打つのが面倒になってきたのでここで切りますけど、

まじで、面白いから!dアニメストアとかだと映画もOVAも見放題だから!映画の「スレイヤーズぐれえと」は1時間のギャグ映画で見やすいから是非!おススメ!!

そいうことでウーバーイーツがそろそろ届くので終わりにします。原作もいいぞ。